名言解説「洗練を突き詰めると簡潔になる」ダ・ビンチ

分かりやすく言うと
「よりよくしていくとシンプルになる」

僕の心にすっと入って響いた名言を共有できたらなと思います。

この言葉を知ったきっかけは、スティーブ・ジョブズの自伝を読んでいるときに出てきたからでした。

ジョブズの作った会社 appleはMacやiPod、iTunseMusicなどを生み出しイノベーションで世界を変えていきました。

「洗練を突き詰めると簡潔になる」の分かりやすい例はiPhoneです。

簡潔なiPhone

ガラケーの時代にiPhoneを発売し、スマホが誕生しました。

iPhoneはなぜガラケーを超えたのでしょうか?

それは「簡潔」だったから、言い換えればシンプルだったからです。

物理的なキーパッドを無くしスクリーン1枚の簡潔な構造になったことで、同じポケットサイズでも大画面になり、さらにキーボードが必要な時にはスクリーン上に表示されるので不便もありません。

洗練されたiPhone

ただ、簡潔にするのは決して簡単なことではありません。

キーパッドを無くしたことで当然ながら方向キーもなくなるので
代わりにポケットサイズの指で反応するタッチスクリーンを開発します。

そこに指でスクロールや拡大縮小でき、画面上にキーボードを表示させて入力可能なソフトウェアも開発する必要があります。

どう考えてもガラケー1つ作るより費用も時間かかります。

それが「洗練を突き詰める」ということです。

突き詰めたからこそ便利になり世界中で売れたのです。

ちょっと洗練した、ちょっと便利なガラケーを作っても世界を変えることはできないのです。

実用例 発表を洗練し突き詰めて簡潔にすると

話のスケールが大きくなってしまいましたが、この名言は僕たちの生活の中でもとても役に立つと思います。

例えば人前で自分の意見を言うとき。
会社の会議でも、友達との会話でも。

話す内容がまとまっていなかったらつまらないという印象を与えるだけです。

では意見をちょっと洗練してまとめてみると話も短くなり聞いてもらえる可能性も増えます。

それを突き詰めていきます。
より短く、それでいてより分かりやすく。
そして場合に応じたユーモアやストーリーも聞き手を惹きつけるのに重要ですね。

これで洗練を突き詰めた簡潔な意見が出来上がりました。

もちろん労力も時間もかかるし、そのおかげで結果が変わるかどうかもわかりません。

それでもです。

それでもそれを続けたらあなたの話す力、伝える力という成果が実ります。

おわりに

「洗練を突き詰めると簡潔になる」

難しいのは突き詰めるところだと思います。

それでも僕は突き詰めていけたらなと思います。

このブログに関しても皆さんに自分の思いを伝えるには
洗練を突き詰めた簡潔な文章である必要があります。

自分で読んでいてもそれが出来ているとは思えません。

それでも誰かの心に届くように改善していきます。

「洗練を突き詰めると簡潔になる」ダ・ビンチ

この言葉が誰かを勇気づけられますように。



コメント

タイトルとURLをコピーしました